お食い初めレシピ

「お食い初め(おくいぞめ)」は赤ちゃんが生まれて100日たったときに行う儀式で「一生食べるに困らないように」と願いをこめて行います。お宮参りにお食い初め、赤ちゃん誕生からは様々な行事があり、親としても赤ちゃんの成長を喜ぶ節目の儀式になりますね。生後100日の赤ちゃんは、まだ固形物を食べられませんので箸に1品ずつつまみ、赤ちゃんのくちびるにちょんちょんとつけて食べさせる真似をします。小さな口をあけて食べたがるかもしれませんね。

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お食い初めレシピ・形式

正式なお食い初めのレシピは、お膳にのせた漆の食器に、鯛などの尾頭つきの魚とすまし汁、煮物とお漬物、お赤飯でお祝いします。もちろん内容をアレンジされてもかまいません。その家庭それぞれの形でお食い初めのお祝いしましょう。漆の食器はお赤飯を入れる飯椀、お吸い物を入れる汁椀、煮物を入れるお平椀、お漬物などを入れるつぼ椀、お膳の真ん中に置く高つきがあります。この高つきには「丈夫な歯に育ちますように」の願いをこめて小さな石を3個置きます。これはお宮参りのときに、神社から持ってくる人が多いようですが、くれぐれもきれいに洗ってくださいね。

お食い初めレシピ・お赤飯1

お赤飯の炊き方は、地方によって違いますので代表的な炊き方を2通り紹介します。

小豆(ささげ)を使った炊き方

  1. もち米を洗ってザルにあげ、水気をきっておきます。
  2. 小豆(ささげ)をゆで、そのゆで汁と水を合わせてもち米に色をつけるために3時間以上つけておきます。
  3. 色がついたもち米を再度ザルにあげ、水気をきります。
  4. 火にかけた蒸し器にガーゼをしいてもち米を広げ、その上に先にゆでてある小豆(ささげ)も広げ、強火で30分ほど蒸します。
  5. お米の芯がなくなるくらいのタイミングで小豆(ささげ)のゆで汁を全体にまわるようにふりかけ10分蒸し、再度ゆで汁をかけてさらに10分蒸します。
    これでふかふかのお赤飯の出来上がりです。

甘納豆を使った炊き方

東北や北海道地方では小豆(ささげ)を使わずに甘納豆を使ってお赤飯を炊きます。

  1. もち米を洗い、水をはります。その中に食紅を入れて色をつけます。
  2. 3時間ほど浸したらザルにあげて水分をきります。
  3. 湯気のたった蒸し器にもち米を広げ、40分ほど蒸します。
  4. 蒸しあがったもち米に甘納豆を混ぜます。
    これできれいなピンク色のお赤飯のできあがりです。盛り付けたらごま塩をふりましょう。
お食い初めのレシピ・鯛の塩焼き

内臓、エラ、ウロコを取って塩を振り、胴体に切れ目を入れて焼きます。

お食い初めのレシピ・蛤のお吸い物

色々な具のお吸い物がありますが、今回はおめでたい蛤を使ってみましょう。基本は一緒なので色んな具で作ってみましょう。

  1. 蛤はあらかじめ砂抜きしておきます。
  2. ダシをとるための昆布を鍋に30分ほど漬けておいたものを火にかけ、煮沸寸前に昆布を取り出します。煮沸してからだと昆布の臭みがでてしまいます。
  3. かつおだしと塩で味を調え、先に砂抜きしてあった蛤を入れます。
  4. 弱火にしてアクを取って出来上がりです。
    小さく切ったはんぺんを入れたり、ゆずの皮を切ったものを浮かべると見栄えがよくなります。
お食い初めレシピ・煮物

筑前煮など手の込んだものや、かぼちゃの煮物などで簡単にすませてもいいでしょう。今回は簡単な煮物のレシピを紹介します。入れる具はアレンジするとちょっと豪華になるかも・・・

  1. 結び昆布を用意し、絹さやはすじを取り、サトイモ、人参、かぼちゃを一口大に切っておきます。
  2. お吸い物で作ったようにだし汁を作ります。
  3. 沸騰しただし汁に用意していた絹さや以外の野菜を入れて、再度沸騰してきたらお酒を入れます。
  4. しばらく煮込んだら砂糖、しょうゆ、みりんをいれて再び煮込みます。
  5. 結び昆布を入れたら数分煮て、最後に絹さやを加えてできあがりです。かぼちゃが煮崩れしないよう、面取りしておくといいですね。
お食い初めレシピ・お漬物

お漬物は浅漬けで前日に漬けておいてもいいですし、買ってきたものでもかまわないでしょう。

お食い初めのお祝い

お食い初めの儀式は、その赤ちゃんにとって一生に1度の儀式です。両親をはじめおじいちゃん、おばあちゃんも楽しみにしている儀式ではないでしょうか。お食い初めで赤ちゃんの口に箸を運ぶ役目は養い親の役目ですが、親戚の中で一番の年長者、通常祖父母が行います。箸を口に運ぶ順番も、お赤飯・お吸い物・お赤飯・魚・お赤飯・お吸い物の順番を3回繰り返し、そのあと家族が揃って祝い膳につくのが正式なお食い初めのやりかたです。でもあまり形にこだわらずに、お食い初め膳をわざわざ揃えなくても、これから離乳食で使っていくプラスチックの食器でもかまわないですし、お食い初めの料理を順番通りに口に運ばなくても、お食い初めをお祝いする気持ちがあるのであれば、形式にこだわらなくてもいいのではないでしょうか。一番に想うのは「我が子が元気に成長しますように」という気持ちですね。

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