トラクター

トラクターといえば農機具でイメージは赤かオレンジなのですが自分だけでしょうか。耕運機とトラクターと混同している人もいるでしょう。農家の人たちにとってトラクターはなくてはならないものでしょう。農家の年配のお母さんがトラクターを運転しているのをテレビなどで見ることがありますが、すごいな〜っていつも思います。公道を走るトラクターは低速のために大渋滞を招いたりしていますが、外国ではトラクターは公道を走ってはいけないと禁止している国もあるそうです。

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トラクター

トラクターは耕作機械やトレーラーを引くために使われています。溝の深い大きなタイヤが特徴的です。車と違い、ハンドルと座席は真ん中にあります。床には4つのペダルがあり、左のペダルは自動車同様クラッチです。真ん中の二つはブレーキになり、真ん中右は右後方のタイヤを止め、真ん中左は左後方のタイヤのブレーキになります。ここが車と大きく違うところですね。通常は両方のブレーキを同時に踏みますが、足場の悪い田畑の中ではこの独立した後方車輪の駆動により、トラクターの舵取りに能力を発揮します。一番右側のペダルはスロットルです。屋外作業中に一定の速度を保つのを補助するとともに、シャフトやベルトによって道具を操作しているトラクターのために、常に動力を提供するのを補助しています。ほとんどのトラクターはマニュアルトランスミッションで、時速約40km/hまで出すことのできるギヤがついています。中古などの古いトラクターだと自分でクラッチを踏まなければいけませんが、現在のトラクターのほとんどは自動車のオートマ車のようになっていて、運転する者にトラクターのコントロールのしやすさを提供しています。

トラクターの安全性

現在のトラクターは18〜500馬力のものがほとんどです。一般にトラクターは二輪駆動、前車輪アシストの二輪駆動、四輪駆動として分けられます。現在多く使用されているトラクターは、反転するときの運転者への衝撃を防ぐためにROPS(ロールオーバー保護システム)が備えられています。これはトラクターを運転するにあたり、大変重要な機能といえます。以前は三輪車設計のため、トラクターの転覆により命を落とす農業者があとを絶たず、このROPSはトラクターにはなくてはならないものになりました。

トラクターのPTO

PTOとはパワーテイクオフのことで、他の機械にエンジンの原動力を転送する術を持っています。PTOは機械式(シャフトやベルトで伝達する)の方法と油圧式(ポンプと耐圧ホースを使用する)方法とがあります。以前はベルトとプーリーの使用で固定機器に原動力を補給するだけでしたが、トラクターの走行中でもトラクターに牽引したトレーラーなどにも原動力を補給できるようになりました。大型のトラクターになるとPTO発電機で電力を補給できるものもあります。

クボタトラクター・スーパーグランドマックス

75〜89馬力のトラクターです。大きな牽引力とビックパワーなエンジンを搭載。超低速から高速まで走行がなめらかな24段変速です。主変速の8段は運転中でもノークラッチで変速できます。電子制御ドラフトにより、スリップによる作業の無駄を省きます。中規模の農家へ向けた、無駄のない重量級トラクターに変わる大型トラクターです。

ヤンマートラクター・EFシリーズ24PS〜38PS

ヤンマートラクターの軸となるトラクターです。車体の傾きやスピードを感じ取り、自動で傾きの抑制をします。エコディーゼルエンジンにより、エンジンの回転を一定に保ち、ハンドルをきるだけで作業機の上昇や内側の後輪のブレーキ、ハイグリップターンを作動させるなど多彩な機能を搭載しています。

イセキトラクター・T JWシリーズ

95馬力と105馬力のトラクターでPTOが選べます。水平なしグラウンドPTOつきがGWD型式になり、エコノミーPTO水平つきのものはWX型式になります。逆転PTO水平つきだとZWX型式です。24段階のATシフトでアクセル変速、メモリー変速、オート4WDと3つの機能を搭載しています。酪農、水田、畑作などニーズを問いません。

三菱トラクター・GXシリーズ

4気筒エンジンに三菱のZチャージを加えて燃焼効率を上げました。粘り強い力で長い時間の作業を支えます。マイコンの働きにより傾きや速度を制御し、細部にこだわった機能が作業を応援します。

農家のお母さんはすごい!

最初にも言いましたが、やっぱり農家のお母さんはすごい! 普通自動車とは違う構造のトラクター。最近のものは機能も色々ついていて複雑です。以前のものよりも使い勝手がよくなっているとはいえ、やっぱりトラクターの運転をするお母さんはすごいなって思います。これを書いていて、昔ヤンマーのCMで使われた小林旭さんの「赤いトラクター」がずっと頭の中に流れっぱなしです。

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