心臓病 |
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人間の心はどこにある? と質問すれば心臓と答える人も多いのではないでしょうか。心臓は人間の身体に生きるために必要な養分を送り続けるという大事な役割を持った臓器です。ここでは心臓の働きと代表的な心臓病の症状などを紹介していきます。あなたの“ハート”は大丈夫ですか? スポンサードリンク
心臓とは心臓は胸の中心よりやや左に寄った位置にあります。大きさはげんこつ1個ほどの大きさなのですが、その周りを大量の血管が取り囲んでいるためにもう少し大きく見えます。まずは心臓病の説明をする前に心臓についてお話してみましょう。 心臓の構造心臓はよく知られている通り内部を右心室・右心房・左心室・左心房の4つに分けられています。このうち血液を送り込む働きをしているのが心室、血液の逆流などが起きないように弁で制御するのが心房となります。そして心臓そのものに栄養を送り込む働きを持っているのが心臓を取り巻く動脈で、特に冠動脈と呼ばれます。 心室と心房心臓がポンプの役割を行っているのはご存知でしょうが、この働きは主に心室の働きになります。心房はこのとき間違った方向に血液が押し出されないように弁を使って制御するのが役割です。心室のポンプは神経から刺激を受けて収縮し、血液を流し込みます。その刺激は安静時には少なく運動時には激しく与えられ、脈拍が上昇します。 血液の流れ新鮮な血液はまず左心室から動脈を通って全身に送り込まれ、全身に栄養と酸素を配った後で静脈に流れ着き右心房を経て右心室から肺に流れ込みます。肺で酸素を吸収し、ふたたび新鮮になった血液は左心房から左心室へ流れ込み再び全身に送られる・・というのが基本的なサイクルになります。 代表的な心臓病心臓病とは、この心臓の働きがなんらかの原因で悪化したものといえます。日本心臓病学会の紹介によればその種類数は珍しいものなどを含めればかなりの数に登ります。そこでここでは良くみられる代表的な心臓病をその原因別にいくつか紹介していきたいと思います。 心臓そのものの異状による心臓病先天的な原因などにより、心臓そのものが異常な場合。大抵は生まれついてのものですが、大人になってからなんらかの原因で起きる場合もあります。 心臓そのものの異状による心臓病:欠損症普通の心臓は4部屋に分かれていますが、この部屋をしきる壁が薄かったり穴が開いていると新鮮な血液と汚れた血液が混じりあったり、流れが悪くなったりします。また、両心室のしきりに穴が開いていると左心室の圧力に右心室が負けてしまい心室肥大などを引き起こすことがあります。先天的なものが多い心臓病ですが、放置すると大変危険ですので早めの治療が何よりです。 心臓そのものの異状による心臓病:心房及び弁の異状心房は血液の流れを一定方向にするための役割を果たしています。そのために逆流防止の弁がついているのですが、先天的もしくはリュウマチその他の疾病によって弁などの働きが悪かったり、先天性の場合は最初からなかったりします。こうなると血液の流れを制御できなくなるので生命にも危険が及んでしまいます。 心臓そのものの異状による心臓病:心肥大これは心臓が大きく膨らんでくる心臓病です。とはいっても体質的なものもあるので、一概に心臓病と決め付けることはできません。しかし心肥大は単体の心臓病というよりは先ほどの内膜欠損症や高血圧、高脂血症や高血糖といったいわゆる“メタボリックシンドローム”などの症状として現れることが多いので油断は出来ません。 心臓の虚血による心臓病心臓は毎日休み無く働き、その運動量もかなり激しいので、冠動脈という心臓専用の栄養補給用血管を持っています。通常はここから必要なだけの栄養や酸素を補充できるので心臓は頑張れるのですが、この血管に何かの異常が起きて血液が足りなくなると“虚血”という状態になります。 心臓の虚血による心臓病:心筋梗塞心臓の冠動脈が血栓などによってつまってしまう血栓症や血管が破れて出血するものなどの原因の違いはありますが、いずれにしても血管に不具合がありその先の心筋に血液が流れなくなるものをまとめて心筋梗塞といいます。これで血流が止まった細胞は次第に壊れていき、使い物にならなくなります。その範囲が広がるともはや手のほどこしようが無くなってしまうので初期症状が出たら“すぐさま”病院に駆け込みましょう。 参考:心筋梗塞の初期症状心臓病の中でもダントツの危険度をもつ心筋梗塞。本格的な症状がでたときには手遅れになりかねませんから心臓が苦しい、息切れがする、心臓そのものが痛む・・・といった症状があったら専門医に早めに相談しましょう。発症前に発見・治療が出来ればぐっと助かる可能性がアップします。 心臓の虚血による心臓病:狭心症こちらは心臓にけいれんが起きたり、小さな血栓が起きたりした場合に起きる一時的な虚血状態です。発症した瞬間は痛むなどの症状が現れますが、うまく問題が解決されれば症状は収まります。しかしそのまま放置してしまうと心筋梗塞の前触れの可能性も大きいので注意が必要です。胸が締め付けられるような痛みを感じたら、たとえおさまっても検査を受けた方がいいでしょう。 心臓刺激による心臓病心臓は神経からの刺激を受けて収縮するのですが、この刺激が一定でなかったり、多かったり少なかったりといった状態になる心臓病です。これらの異状はは心拍数に表れるので比較的発見しやすい心臓病です。 心臓刺激による心臓病:不整脈心臓の刺激ペースが一定でない場合をまとめて不整脈と呼びます。これがひどくなると寝ているときなどに心臓が一時的に止まったりというようなこともおきます。現在は心臓ペースメーカー治療といって心臓に神経の替わりに一定の刺激を与える装置による治療が行われています。 心臓刺激による心臓病:心房細動心臓を収縮させる刺激が早すぎたり、正規ではない部分から収縮刺激が発信されたりすると、心臓は異常に早く動こうとします。そうすると血液が上手く押し出せなくなり危険な状態になります。これを心房細動といいます。これがさらに悪化するといわゆる心臓機能不全症候群、いわゆる“心不全”の原因になってしまいます。 心臓病のまとめここで紹介した心臓病は代表的なものであり、わかりやすさを優先するために細かい説明などを省いています。また、素人診断にならないように、と治療方法などの紹介は控えました。心臓は生命の根幹を成す大事な臓器であり、これに問題をおこす心臓病はどれをとっても危険なものばかりです。ですからもしも心臓に何らかの違和感を覚えたら早めに専門医に相談しましょう。できれば定期的な健康診断も行うことをおすすめします。 スポンサードリンク
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